歳を重ねるにつれて「ちゃんとした」ジュエリーが欲しくなるものです。
今回はヴァンクリーフ&アーペルの記事で言ったリシュモン系列であるCartierについて書いていきたいと思います。
カルティエと言ったら私はトリニティを一番最初に思い出します。
YG、PG、WGの三種類のゴールドが繋がったコレクション。
ジュエリーに魅了された人たちは3種類のゴールドをファッションに合わせて付け替えたいと考え始めます。
そんな欲を一つのジュエリーにしたのがトリニティです。
トリニティが持つ意味
1981年に「カルティエ トリニティ」としてコレクションが発表されました。
スリーゴールドにはそれぞれ「伝統的に愛情」「友情」「忠誠」の意味が込められています。
今では、トリニティを身につける人の解釈にゆだねているとのことです。
一世紀以上も愛されたデザインのトリニティはジャン・コクトーやマドンナ、キャサリン妃をはじめとする著名人に愛用されてきたジュエリーです。

トリニティが一生ものになる理由
カルティエは1847年にパリで宝石細工師のルイ・フランソワ・カルティエが設立した宝飾店で、2022年時点で175年目になります。それだけ長い歴史を持っているブランドです。
トリニティのような3種のゴールドジュエリーが日本ではバブルの頃、人気がありました。

筆者の持っているネックレスの中にも20年前に購入したものがありますが今でも現役のネックレスです。
カルティエではありませんが今見ても飽きない3連のデザインです。
トリニティが長い間愛された理由は、それぞれのゴールドが持つ色が自然に馴染み既に完成された形だからではないでしょうか?
制作過程
トリニティのようなデザインは制作過程に手がかかるのが特徴です。
3つの原型を作りゴム型も3つ別々に作ります。

そしてそれらを一つ一つ繋げなければならないので技術者にとっては面倒なことです。
手がかかるものを時間をかけて作ったものが素敵なのは誰もがしっている事実です。
万物の摂理というべきでしょうか?
長く使いたいならこのリング!

年齢を重ねても使いたいとい方には太めの「TRINITY RING, LM」をおすすめします。
写真でもわかるように太さを感じさせるリングですが10年後20年後には「これにしておいて良かった」と思えるリングになること間違いないです。
シーンを選ばないイヤリング

トリニティのイヤリングの中で断トツ人気の「TRINITY EARRINGS」
3種のゴールドのバランスがよく、変化するトレンドにも合わせやすいアイテムです。
いつのまにか出番の多くなっているイヤリングになっていると思います!
20年後にも美しいネックレスはこれ!

類似したデザインのネックレスを所持していますが、20年見ていて飽きないデザインだったのでネックレスを購入するなら「TRINITY NECKLACE」がおすすめです。
白いワイシャツを着てネックレスを着た時は、必ず「ネックレス綺麗だね」と言われるデザインです。
トレンド感のあるトリニティ

モダンなデザインの「TRINITY FOR CHITOSE ABE OF SACAI RING」
今年公開されたリングは立体的なシルエットとマルチウェイで着用できるのが特徴です。
トレンド感のあるデザインを楽しみたいならこちらのリングもいいと思います。
「この人はファッションセンスあるな」と感じさせるアイテムです!
まとめ
トリニティの魅力は時間を感じさせない完成されたデザインです。
ミニマリストでもジュエリーが欲しいという方には最高の選択肢になると思います。
筆:ジュエリーデザイナーY
写真:カルティエホームページより