撮影の裏側

以前のGAMONiiのインスタグラムはコンセプトに合わせて事前に写真撮影をしてアップロードしていました。

最近では、その日に撮影して午後に更新することがほとんどです。

天気によって写真の雰囲気が変わる方が自然な気がします。

今日アップした写真は、GAMONiiで販売中のイヤリングを集めて撮ったものです。

(全部ではありませんが…)

GAMONiiのジュエリーは普段使いしやすいデザインが多く、大体の方はショップを見て「シンプル」と思ってくださいます。

意図しているブランドのイメージなので嬉しいです。

具体的には「長く使っても飽きないタイムレスジュエリー」ですが、半分成功しているようなものです!

GAMONiiはまだまだ成長過程のブランドです。

試行錯誤してこの日まできました。

遅いと思われるかもしれませんが、亀みたいにゆっくりでも10年後には今よりたくさんの方に知ってもらえると確信しています。

それだけプライドを持って、いいジュエリーを作っているからです。

GAMONiiがアップロードしている写真はどんな風に撮れているのか裏のことはあまりお見せしたことがありません。

ジュエリー意外の業種も該当すると思いますが、裏は想像しているキラキラした環境ではありません。

そんな裏の様子をお見せすると私達のジュエリーをご購入してくださる方が望ましくないと思うのではないかと心配でした。

でも、私がお客さんの立場になったとしたら自分が買ったものがどんな風に作られているのか知りたいと思います。

変化の第一歩として撮影の裏方をお見せします。

今日、アップした写真は実はこうして出来ました!

撮影場所はアトリエではなくデザイン業務をしているもう一つの事務所の方です。

アトリエは集塵機の騒音でとても事務作業できるところではないので、撮影は大体第二事務所で行っています。

ベージュの画用紙は手でゆっくり千切って浮かせた状態で撮りたかったので、こんな感じになりました。

最初、白い画用紙なしで撮ったのですが、背景が写ってしまったので白で塞いで再度撮影。

でも、背景の白が遠すぎて影で黒くなったので、白の画用紙を寄せてからもう一度撮影しました!

これで終わりかと思いますよね?

今度はイヤリングを刺す穴が大きかったのでしょうか?

下の写真のようにイヤリングが下を向いてカッコ悪い写真になってしまいました。

これを改善するために後ろをセロハンテープで綺麗に見える位置に固定して再撮影!

完成した写真が一番最初の写真です。

ちょっとしたディテールですが、修正を繰り返して一番写りがいい状態で撮っています。

私が自然光が好きな理由は、影と写真の色味が綺麗だからです。

LED照明を暖かい色味にして撮影しても同じ感じになると思いますが、できたものを見るとなんだから味気なさを感じて結局自然光で写真を撮ってたりします。

筆:デザイナーY

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